シーリングの増し打ちと打ち直し
シーリング(コーキング)工事には大きく分けて2種類あります。既存のシーリング材の上にシーリング材を補填する「増し打ち」と、既存のシーリング材を剥がし、新たにシーリング材を注入する「打ち直し」です。
シーリング増し打ちと打ち直しの違いは?
既存のシーリング材の上に、新しいシーリング材を打ちます。新しいシーリング材の量が少ないため、どうしても耐久性は劣ります。
既存のシーリング材を撤去して、新しいシーリング材を打つ方法。手間もコストもかかりますが、新築時のような耐久性を取り戻すには、打ち直しが良いです。
打ち直しは既存のシーリングを撤去・処分するため、その分工期もコストもかかりますが、シーリングが新品になることで耐久性が高まることから、当店ではご予算が許す限り、打ち直しをおススメしております。
シーリング工事の重要性
シーリングは、外壁材同士の継ぎ目や外壁材とサッシとの境目などに埋められている柔軟性のある接着剤で、部材の隙間を塞ぎ、雨水や害虫の侵入を防ぐために重要な役割を果たします。
外壁塗装は15年耐久の塗料を使い、屋根はガルバリウムに張り替えて30年耐久になったとしても、シーリングが10年耐久では、本末転倒になってしまいます。
塗料、屋根材だけではなく、シーリングにもこだわって施工することが大切になります。
シーリング工事の流れ
カッターなどを使用して、取り除いていきます。
シーリング材と外装材の接着を高めるプライマーを塗布します。
養生をしたうえで、シーリング材を注入し、刷毛でならしていきます。
終わったら、乾燥させ、養生テープを剥がして完成です。
まとめ
アクアプルーフでは、雨漏りリスクをより少なくするため、耐久性の高い、シーリング打ち直しをおススメさせていただいております。
せっかく塗装や葺き替え工事をしたのに、シーリングがすぐダメになっては元も子もありません。塗料や屋根材・外壁材だけではなく、シーリングにもこだわって施工させていただきます!