千葉県君津市 T様邸 瓦補修工事 雨漏り調査
2021.11.08
現場ブログ
千葉県君津市のT様より天井から雨漏りしているとのご連絡を受けました。
調査してみると、下屋部分の瓦と漆喰の劣化が原因で雨水が内部に侵入していたようです。
通常、屋根下には防水シート(ルーフィング)が貼られており、例え瓦や漆喰のずれや劣化によって雨水が侵入しても食い止められるような構造になっています。しかし、長期間放置しているとこの防水シートを通りぬけて雨漏りになって発見されます。
下屋は比較的雨漏りが発生しやすい場所です。下屋を作ることで屋根の接続部分が増え、そこから雨水が侵入するきっかけになりやすいためです。下屋を作ることでバラエティーに富んだおしゃれな屋根が実現可能ですが、複雑な屋根を作る際にはデメリットも発生します。
雨水の内部侵食が進むと、建物の根幹を支える木材や金属部分に被害が及び、大規模な修繕が必要になってくる場合もあります。工事期間も長くなり、費用も何倍もかかってきます。最初の段階では数万円で済むはずだったものが、気がついたら数百万円になっていることだって珍しくありません。
そのようなことを防ぐために、定期的に屋根点検を行うことが大切です。未然に小さなトラブルを発見し、早いうちに修繕してしまえば手間も費用も最小限で済みます。
T様、この度はご依頼をありがとうございました!定期的に点検を実施してくださいませ。