千葉県君津市にて漆喰詰め直し、屋根瓦固定釘打直し(全固定)
千葉県君津市にて漆喰詰め直し、屋根瓦固定釘打直し(全固定)工事を行いました。
「漆喰がボロボロ落ちてくるので見てほしい」とのご相談をいただきました。
屋根に上らせていただき点検すると、漆喰が剥がれ、瓦がズレていました。
漆喰は、中の葺き土の表面に塗られています。
劣化すると黒ずみ→カビ→剥がれという順に症状が出ます。
漆喰が剥がれると中の葺き土がむき出しになり、水を吸収して葺き土が劣化していきます。
葺き土は瓦と下地を接着する役割があるので、これが劣化すると瓦がずれてしまい、最終的には雨漏りを起こしてしまいます。
今回は雨漏りまでは起こっていませんでした。
漆喰を塗り直し、瓦を葺き直します。
「工事メニュー > 瓦屋根・漆喰修繕」については、こちらのページです。
まずは瓦をめくりつつ、漆喰を撤去していきました。
漆喰を完全に撤去し、清掃をしてから新しい漆喰を詰めていきました。
新しい漆喰は黒で、厚すぎず薄すぎず、適度に厚みを加えながら詰めていきます。
厚いとのし瓦よりはみ出て雨風の影響を受けやすくなり、薄いと剥がれやすくなるので適切な量を塗る必要があります。
瓦は全て固定しました。
台風や地震による瓦の飛散を防ぎます。
今年から新築や増築部分の瓦の留め付けが義務化されました。
2021年以前の屋根瓦も、震災によって被害が出ないよう固定化することをオススメします。
これで安心してお過ごしいただけますね♪
ご依頼いただき、まことにありがとうございました!
漆喰は約10年に1度のメンテナンスが目安です。
そろそろかな?と思ったらお気軽にお問合せください。
調査・お見積りは無料で行っています(^_^)/
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千葉県木更津市 M様邸 瓦屋根・漆喰補修工事
千葉県木更津市M様から瓦屋根の漆喰補修のご依頼を受けました。
瓦自体は特に問題なかったのですが、瓦屋根を固定している漆喰部分が劣化して硬くなり、軒下にパラパラと落ちてきてしまうとのことでした。
瓦自体の耐久性が高いため、あまり意識されていない方も多いのですが、漆喰は10年ほどで劣化し始めてしまいます。
漆喰には瓦を接着するのに加え、屋根下への雨水の侵入を防ぐ防水の機能も備えています。そのため、漆喰が劣化してしまうと内部の葺き土やルーフィングへの雨水侵入に繋がりやすくなってしまいます。
今回は早めにご連絡いただけたので漆喰の補修作業で留まったのですが、放置しすぎるとルーフィングを通過して雨漏りになってしまってもおかしくありません。
今回はそこまで被害が大きくないので、漆喰の詰め直しを行っていきます。既存の劣化した漆喰を除去し、漆喰のあった箇所を洗浄して綺麗にします。ここで古い漆喰が残っているとそこから剥がれの原因になってしまいせっかく新しい漆喰を詰め直しても取れてしまいます。綺麗に洗浄し終わったら新しい漆喰を詰めていきます。
ただ漆喰を詰めるだけ、と思われるかもしれませんが、この漆喰の塗り方一つで見た目の洗練さが一気に変わってきます。
熟練された職人だからこそできるものです。職人目線ですと。ここで綺麗に仕上がると大変嬉しいものです。今まで一生懸命やってきてよかったと実感できる瞬間と言えます。
M様この度はご依頼をありがとうございました。また何か困ったことがございましたらいつでもご相談ください。
千葉県君津市 T様邸 瓦補修工事 雨漏り調査
千葉県君津市のT様より天井から雨漏りしているとのご連絡を受けました。
調査してみると、下屋部分の瓦と漆喰の劣化が原因で雨水が内部に侵入していたようです。
通常、屋根下には防水シート(ルーフィング)が貼られており、例え瓦や漆喰のずれや劣化によって雨水が侵入しても食い止められるような構造になっています。しかし、長期間放置しているとこの防水シートを通りぬけて雨漏りになって発見されます。
下屋は比較的雨漏りが発生しやすい場所です。下屋を作ることで屋根の接続部分が増え、そこから雨水が侵入するきっかけになりやすいためです。下屋を作ることでバラエティーに富んだおしゃれな屋根が実現可能ですが、複雑な屋根を作る際にはデメリットも発生します。
雨水の内部侵食が進むと、建物の根幹を支える木材や金属部分に被害が及び、大規模な修繕が必要になってくる場合もあります。工事期間も長くなり、費用も何倍もかかってきます。最初の段階では数万円で済むはずだったものが、気がついたら数百万円になっていることだって珍しくありません。
そのようなことを防ぐために、定期的に屋根点検を行うことが大切です。未然に小さなトラブルを発見し、早いうちに修繕してしまえば手間も費用も最小限で済みます。
T様、この度はご依頼をありがとうございました!定期的に点検を実施してくださいませ。
千葉県木更津市 瓦屋根 漆喰工事
こんにちは!アクアプルーフです。
今回は、瓦屋根の補修工事です。
雨漏りがひどく、こちらに点検目的てご依頼をいただきました。屋根に登って確認をした結果、屋根の瓦の破損とズレです。
台風や地震が起きた際には特に問い合わせの多い依頼です。こちらは劣化が進んでいたので、早めの対応が必要な案件です。
瓦屋根は丈夫、と言ってずっとメンテナンスをしていないと気がついたら雨漏りになっていた!台風で瓦が飛んでしまった!という事件につながってしまいます。
みなさん、このようなトラブルを突発的なものだから事前に対処しようがないと思っていらっしゃる方が多いようですが、そんなことはありません。
日頃のメンテナンスを行うことでこのような事象は未然に防げるので、ことが起こる前に一度プロにみていただくことをお勧めします。
そのため、今回はこの瓦屋根の補修と、内部の雨漏り修理をしていきたいと思います。
こちらが内部の様子です。
瓦は新しいものに変更をして漆喰の調査もさせていただきました。
内部についても補修をしています。
千葉県木更津市 防水工事
こんにちは!アクアプルーフです。
今回は前回の続き、防水工事のレポートを行なっていきます!
洗浄が終わりましたので、続いて防水シートを貼り付けていきます。
通気緩衝シートを貼り付けていきます。貼り付けたらローラーで転圧をかけていきます。この時圧の掛け方が甘いと、後々浮いてしまう原因になるので、しっかり圧をかける必要があります。
シートの貼り付けが完了したら
ドレンも劣化が進んでいるので、新しいものに交換します。
既存ドレンの廻りにはサビが見られます。
ドレンには雨水を雨樋に流す役割がありますが、外壁と配管の接合部が劣化して隙間ができてしまうと漏水につながる可能性があります。最悪の場合、劣化部分から内部に雨水が侵入し雨漏りにつながる可能性もあるので、劣化した場合は対処する必要があります。
今回は劣化した箇所に水分が流れないように改修ドレンを設置します。ドレン廻りは補強用メッシュシートを貼って補強した上でシーリング材で補填します。
ドレン廻り、通気口廻り、壁周辺はシートが剥がれやすく、また塗料の密着も悪いのでメッシュと塗料でカバーしていきます。
シートと防水層の間にメッシュのシートを挟む工法を、密着メッシュ工法と言います。メッシュを挟むことで、塗料が下地に合わせて追従するようになるので剥がれや膨れを防ぐことができます。
続いてこの上からウレタン防水塗料を塗布していきます。
ウレタン塗膜防水は、ウレタンと合成樹脂の塗布を重ねる防水工事です。
ウレタン防水はシート防水とは違い、施工面の形状に合わせて塗料を塗布することができ、FRPよりも安価に施工が可能です。
そのため、防水施工の中でも人気の高い工法です。上から塗り重ねることができるので、メンテナンス時もスムーズです。
雨水や地下水など、水分によって建物は徐々に劣化していきます。防水塗膜の劣化をそのままにしておくと、屋上にある小さなヒビなどから水分が侵入して徐々に内部を侵食していきます。
そんな事態を起こさないためにも防水施工において、定期メンテナンスは必須です!
これで無事施工完了しました!
最後に最終点検をして完了です。
ご依頼主様に防水施工のメンテナンス方法についてご説明して終了です。ご満足いただけたようで、私たちも嬉しいです。
定期メンテナンスの際にはまた弊社にご連絡くださいませ。
千葉県木更津市 防水工事 アスファルトの線防水
こんにちは!アクアプルーフです。
今回は木更津で屋上の防水工事を行った時の現場レポートをお届けします!
施工前の状態を確認してみると、既存の防水施工はアスファルトの線防水です。
改修前は目地部以外はモルタルになっており、このままだと水を弾くことはなく雨水が内部に侵食してしまうため、上に防水層を作ってカバーする必要があります。
しかし現状線防水に凸部があるため、このまま上に防水層を作ってしまうと改修後に水捌けが悪くなってしまいます。水が溜まった状態だと劣化が進みやすくなる原因となるので、まずはこちらを撤去していきます。
アスファルトの線防水を撤去するのは手間がかかるため、大体の業者は撤去せずにそのまま防水施工をしてしまうでしょう。それでは防水工事の効果を最大限活かすことはできません。
アスファルトの特徴としては、非常に高密着なのです。それが防水工事では役に立つのですが、これを取り除くのは手がかかります。
さすがに手作業で取り除くのは無理があるので、既存のアスファルトを電動スクレーパーを使って二人掛かりで剥がしていきます。
コーキング材などを剥がす道具にはサンダーやハンマー、ブラシなど多くの道具がありますが、今回使ったのは電動スクレーパーです。
スクレーパーには電動ではないものもあり、通常の防水施工時のケレンではそちらを使用することが多いのです。
しかし、今回は溶解アスファルトが相手で、人間の力では取り除くのが厳しいのでこちらを使用します。
通気口も同じくアスファルトで固定されているので、こちらも取り除いていきます。
ケレン時に古いコーキング材も取り除いていきます。表面から見たらそこまで目立たなかったコーキングの劣化ですが、いざ外してみると、ヒビ、汚れ、欠け、ゴムの割れなどが見られます。
こうやってコーキングの劣化は内部から進んでいきます。放っておくと、建物の劣化が早まったり、最悪の場合雨漏りや建物の根幹部分を脅かす事態になりかねません。
そのため、コーキング選びは非常に重要です。通常のコーキングは持って10年です。
屋上やベランダの防水工事のトップコートは約5年に1度、防水層は約10年に1度は定期点検をしてプロにみてもらいましょう!
コーキングも長持ちするものを選ぶと、このような心配はなくなります。弊社ではコーキングも最大20年持つものを取り扱っております。
取り終わったらその後、高圧洗浄をします。
汚れやゴミがある状態だと、その上から塗装をしても後で剥がれてしまったり、ズレてしまう可能性があります。なので必ず塗装の前に高圧洗浄機で洗浄をかけていきます。