千葉県 袖ヶ浦市 ウレタン 防水施工
施工前
施工後
施工内容 | 屋根工事 |
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お問い合わせの経緯
こんにちは!アクアプルーフです。今回はベランダの防水工事のご依頼です。
もともとウレタンで防水施工がされていたところですが、劣化に伴い、シートを剥がして再施工することになりました。
施工について
①既存のシート撤去
まず、既存のシートを撤去します。
②ケレン作業
撤去したシートの下にこびりついた接着剤を剥がしていきます。
この作業が結構大変なのですが、防水工事では下地処理をどれだけ丁寧にするかでその後の防水層の持ちが変わってきますし、ここで古い接着剤や汚れ、サビがあるとその上に綺麗に新しい防水層を作ることができません。
地道にゴリゴリ剥がしていきます。
ケレン時に古い伸縮目地も撤去していきます。
伸縮目地材は紫外線に弱く、長期間日光に晒されているとひび割れや欠けが起きてしまいます。
また、湿度の変化で膨張や伸縮をすることもあり、劣化に伴って隙間が空いてしまいます。隙間から雨水が入り込んでしまうと建物の劣化につながってしまいます。そのため、定期メンテナンスの際に一緒に交換をする必要があります。
③洗浄・プライマー塗布
ケレン作業が完了したら、洗浄してプライマーを塗布します。
④コーキング補填
⑤防水シート貼り付け
通気緩衝シートを貼り付けていきます。貼り付けたらローラーで転圧をかけていきます。この時圧の掛け方が甘いと、後々浮いてしまう原因になるので、しっかり圧をかける必要があります。
⑥ジョイントテープ貼り付け
通気緩衝シートの貼り付けが完了したらジョイント部分にメッシュテープを貼っていきます。
壁の立ち上がり部分にも同様にメッシュテープを貼っていきます。
⑦通気口設置
通気緩衝シートに通気口を開けてビスで固定します。
この筒が内部に溜まった水分を水蒸気として排出してくれるので、膨れ防止になります。
⑧1回目ウレタン塗装
ここまで終わったら、1回目のウレタン塗料を塗布していきます。
ブラシとローラーを使用して均等に塗り広げていきます。
ネットでは、ベランダ防水はDIYでもできる!という記事を見ることがありますが、ウレタン塗料のDIYはお勧めしません。
というのもこのウレタン塗料の塗り方は職人でも均等に塗るのが難しいのです。
ウレタン防水塗料は塗り重ねることで強度を増すのですが、塗る回数が多ければ多いほど均等に塗り広げるのが難しくなってしまいます。
ご自身で塗料を買って塗装することも可能ではありますが、うまく塗装できず、失敗してしまった時に多額の費用がかかってしまうこともあります。
最初からプロに依頼すればよかったと思ったときにはもう遅いのです。
そのため、耐久力のある防水工事を希望するのであれば、熟練の職人に依頼するのをお勧めします。
⑨2回目ウレタン塗装
1回目の塗料が乾燥したら2回目の塗料を塗布していきます。
この時、1回目の塗料が完全に乾いてから2回目の塗布をしないと、塗料の内側に入った水分は乾燥しにくいため、そのまま塗料と塗料の隙間に水分が残ってしまい、後々膨れの原因になってしまいます。
そのため、乾燥時間は十分に置く必要があります。
完成
乾燥を待って、トップコートを塗布したら完了です。
隙間なく綺麗に施工できたと思います!
ご依頼者様もありがとうございました。またメンテナンスの時はご連絡ください。