千葉県 木更津市 ベランダ防水施工
施工前
施工後
施工内容 | 防水工事 |
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お問い合わせの経緯
今回は木更津の方からベランダの防水工事のご依頼がありました。
施工前はコケ、汚れで真っ黒でした。
ご依頼主様からは工法について指定はなかったため通気緩衝工法を提案させていただきました。
下地はしっかりしていたので、上からシートとウレタン塗膜で防水施工をする通気緩衝工法を選択しました。
広いお庭なので、密着工法だと膨れができてしまう恐れもあるためこちらを選択しました。
施工について
①高圧洗浄
まずは高圧洗浄機を使って表面のコケと汚れを落とします。
上から通気緩衝シートを貼り付けるため、汚れを落としておかないとうまくせ接着ができません。通気緩衝シートがうまく接着できないとシートがずれたり浮いたりするので、必ず高圧洗浄で細かなゴミを落とす作業をします。
②プライマー塗布
プライマーを塗布します。
通気緩衝シートは接着剤で貼り付けていくのでプライマーは必要ないという業者も多いのですが、プライマー塗布をした方がよりシートの付きがよくなるので弊社ではプライマーの塗布を積極的に取り入れています。
③通気緩衝シート貼り付け
接着剤を使用して通気緩衝シートを貼り付けて、シートに下に空気が入り込まない様に上からローラーで転圧します。
転圧が完了したら、シートのジョイント部分(シートの継ぎ目)にテープを貼ります。シートの端は剥がれやすい箇所なので、端末テープでしっかりと固定します。
④通気口設置
この段階で通気緩衝シートに穴を開けて通気口を日照時間が一番長い位置に設置します。日照時間が長い箇所に設置する理由は、太陽の熱で水蒸気となって脱気される仕組みになっているためです。空気は上に登っていく性質があるので勾配が高いところに設置するとより効果的になります。
通気口は50~100㎡に1つ設置すると良いとされており、アパートやマンションで設置する場合は多くの通気口が必要となります。今回の施工場所は一般家庭のベランダなので、1つのみ設置させていただきました。器具でシートに穴を開けて通気口を設置し、接合面をメッシュシートで覆い塗料を塗布してカバーします。
画像は全て施工が完了した後に撮影したものですが、通気口はこの段階で設置をします。
⑤1回目ウレタン塗布
シートの貼り付けち通気口設置が完了したら1回目のウレタン塗布をおこないます。ローラーを使用して均等に塗り広げます。
その後乾燥期間を置いて2回目のウレタン塗料塗布をおこないます。
まだ乾燥していない状態で重ね塗りをしてしまうと、塗料と塗料の間に水分が残ってしまい、膨れの原因となってしまうので必ず十分な乾燥期間を確保します。
⑥完成
トップコートを塗布したら完成です。